鶴見在住の吉田優輝さん(17)がこのほど、30日に大阪で行われたJFKO第6回全日本フルコンタクト空手道選手権大会・女子中量級で3位入賞を果たした。初出場での快挙に関係者らは喜びの声をあげている。
この大会は、全国340を超える流派団体が加盟する(公社)全日本フルコンタクト空手道連盟(JFKO)が主催。流派にかかわらず全国から16歳以上の強者が集まるウエイト制最高峰の大会だ。昨年はコロナ禍で開催できず、今年は無観客で実施された。
女子中量級は、全国から35人が参戦。初出場ということもあり、「まずは1〜2回戦勝てれば」という意気込みで臨んだという優輝さんだったが、初戦から順調に駒を進めていった。迎えた準決勝では、本戦で引き分けるも、延長で押され、惜しくも敗退した。
優輝さんは、「3位をとれたことは驚き。挑戦者ということもあってか、落ち着いて試合に臨めた」と振り返る。
「何より勝ちたい」
優輝さんは、豊岡小、鶴見中出身。ジュニアの大会でも好成績を収めており、2016年度には鶴見区民スポーツ奨励賞を受賞している。
新極真会川崎東湘南支部川崎道場=川崎区=に所属し、5歳から空手を始め、師範は父親である俊浩さん。俊浩さんは「何事も器用にはできるが勝気でぐいぐい行き過ぎる傾向があった。今回は周りを見ながら戦えていたと思う」と話した。
今後は、体重無差別の全国大会なども控えている。優輝さんは「得意技は胸パンチだが、もっと回転力を付けたい」と冷静に分析。「何より勝つことが好き。さらに上を目指して頑張りたい」と意気込んだ。
鶴見区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>