海老名市は先月27日、小学校など8つの施設12カ所で基準値を超える放射線量が測定されたことを明らかにした。
測定は24日から26日にかけて市内の小中学校と保育園、公園、コミュニティセンターなど40施設・151カ所で実施。雨水排水枡や雨どいの下の堆積物の表面から5cmの位置での線量を測った。
測定の結果、市が定めている暫定基準値(毎時0・23マイクロシーベルト)を上回ったのは、柏ケ谷保育園、大谷小学校、門沢橋小学校、杉久保小学校、今泉小学校、杉本小学校、柏ケ谷コミセン、下今泉コミセンの8施設内の12カ所。
基準値を超えた地点は、いずれも雨水枡内に堆積した土壌表面からの測定数値であり、グレーチング上での測定値は全て、基準値を下回っていたことから、市では「子どもたちが学校などで、通常の生活を送る上では問題ない」との見解を示している。
この12カ所については、土壌や落ち葉などを除去した後に再測定し、基準値を下回ったという。測定結果は市ホームページ上で公開されている。
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