第44回県消防救助技術指導会のロープ応用登はん部門に出場した、市消防本部の坂本真吾さん(28)・阿部嘉博さん(24)のチームが第2位に、松谷峻也さん(25)・成瀨拓哉さん(24)のチームが第3位の成績を収めた。
同大会は、消防救助活動に必要な能力を養うために、県内の消防隊員を対象として毎年行われている。14種目中、両チームが出場したロープ応用登はんは、補助者と登はん者が協力し、器材を使わずに塔上から垂れ下がるロープの到達点(15m)まで登り、安全確実性とタイムを競うもの。各自治体の上位チームが出場し、全国大会の選考も兼ねている。
全国のリベンジ胸に
前回大会で優勝し、全国への切符をつかんだ坂本・阿部チーム。災害の影響で全国大会が中止になり、出場がかなわなかったこともあり、再挑戦を胸に今大会へ。息の合ったプレーで昨年の9・4秒を上回る9・1秒をマークしたものの、優勝チームに0・3秒及ばず、参加29チーム中、2位に輝いた。坂本さんは「昨年よりも好タイムを打ち出せたが、結果がすべて。全国へ行きたかった」、阿部さんは「プレッシャーに打ち勝てなかった」と涙をのんだ。
気負わず実力発揮
一方、初出場となった松谷・成瀨チーム。絶好調だったという2人は2位と同タイムの9・1秒を打ち出し、ルール上、年功序列で3位となった。松谷さんは「プレッシャーもなく、全力で臨めた」、成瀬さんは「目標タイムに追いつけて嬉しい」と話した。
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