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【連載】治療可能な認知症 【4】 「転倒」で認知症に? えびな脳神経外科
「えびな脳神経外科」院長で脳疾患専門医の尾崎聡医師の新連載「治療可能な認知症」。第4回目は「慢性硬膜下血腫」が原因の認知症についてお話しします。
-「治療できる認知症」の代表的な病気として「慢性硬膜下血腫」があるようですね。
慢性硬膜下血腫とは、脳を覆う硬い膜と脳の間に血液が溜まってしまう病気です。転倒し頭を打つことなどが原因となり、1〜2カ月後に発症します。
血腫が脳を圧迫し、物忘れや歩行障害、尿失禁など、認知症の症状が現れるのが特徴です。ドアに頭をぶつけたなど軽いものや、飲酒時の打撲などで原因に気づいていないケースもあります。
この病気は、脳に溜まった血腫を除去すれば脳は正常な状態に戻ります。「高齢だから物忘れは仕方ない」と諦めず、正しい診断をし、適切な治療を始めることが重要です。
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