海老名フォトクラブ30周年記念写真展にコンテスト金賞受賞作品を出展する 菅原 節子さん 海老名市柏ケ谷在住 68歳
写真にこめた思い届け
○…応募総数1824点のコンテストで金賞を受賞した作品を出展し、自身の所属するフォトクラブの創立30周年に華を添える。作品は展望施設「渋谷スカイ」の屋上で見た幻想的な夜景を切り取った。「有名なスポットで自分ならではの撮影ができた」と評価する。クラブには5年前に入会。未熟な技術により、25周年の作品展では満足のいく出展はできなかった。「前回の悔しさを晴らすいい作品が出展できた」と笑う。
○…横浜市旭区出身。幼少期は家でおとなしくするよりも外遊びを好み、泥にまみれながら田んぼでどじょうすくいをしたことも。高校に入ると、ショッピングやカフェ巡りなどに興味が移り、時間を忘れるほどお喋りを楽しんだ。「友人たちと過ごした青春時代はいい思い出」。カメラに触れたのは大学卒業後から。医学部の技術職員として、研究データを画像として記録に残したことだった。
○…娘2人と息子1人の巣立ちを見守り、両親の介護が落ちついたのが還暦のとき。第2の人生をスタートしようと一眼レフのカメラを購入した。「レンズ越しに見る風景はいつもと違い、自分の世界が広くなった」と当時の思い出は鮮明。近頃の被写体は主に「溺愛している」という4人の孫たち。生まれた時からの成長を記録しているという。夫と行く旅行も楽しみで、「写真を撮るのは私だけ」とも。
○…フォトクラブに入ってからは撮影場所や光量などテクニックにこだわるようになった。「会員の皆さんにもらえるアドバイスで上達できています」と感謝を忘れない。写真撮影はこれからも続け、「コンテストで受賞することでクラブに貢献したい」。目標は写真雑誌「フォトコン」に掲載されること。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>