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泌尿器科Ｑ＆Ａ 「尿路結石」について 取材協力／相武台メディカルクリニック
海老名・座間・綾瀬版
公開：2024年3月15日
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工藤治院長
「七転八倒の苦しみ」と表現されるほどの激しい痛みを伴う尿路結石は、食生活や生活様式の欧米化の進展で患者数が増加傾向にあるという。相武台メディカルクリニックの工藤治院長に尿路結石について聞きました。
―尿路結石の原因や特徴を教えてください
尿路結石は、尿に含まれるカルシウムやシュウ酸、尿酸といった成分が腎臓から膀胱をつなぐ尿管に沈着して固まることで引き起こします。
原因には、シュウ酸の過剰摂取や食生活、水分摂取量の少なさなどが挙げられるほか、肥満や糖尿病、高血圧など生活習慣病との関係も指摘されています。結石が尿の流れを妨げ、痛みや冷や汗、血尿、吐き気などの症状が数日続きます。
治療は結石の大きさによって異なりますが、１日２リットル以上の水分摂取と投薬で自然に排出するのを待つのが一般的とされています。
尿路結石は再発しやすく、遺伝的な要因で引き起こす病気でもあります。定期的な検診が予防において有効です。ご相談ください。
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