相模鉄道株式会社(千原広司代表取締役社長)は4月1日、同社車両基地の車両センター(海老名市柏ケ谷997)の「相鉄・東急新横浜線用車両21000系」で2024年度新入社員入社式を行った。式には35人の新入社員が参加し、千原社長をはじめとした役員らから祝福の言葉を受けながら、一人一人社会人としての抱負や意気込みを語った。
同社の入社式は通常横浜市西区の本社で行われる。今年はJR直通運転開始5年目、また東急東横線への直通運転が3月の18日に1周年を迎えた節目の年ということで周年を記念する特別なヘッドマークを施した同車両内で行われた。新入社員は名前を呼ばれると車掌放送用マイクを使って、「全力で仕事に取り組みたい」、「お客様の安全第一の鉄道マンになりたい」など抱負を語った。
この鉄道車両を使用した入社式は、JR直通線が開業した2019年と東急新横浜線が開業した23年に続いて今年で3回目。同車両内で入社式を開催することには、同社で働くことへの誇りや愛着、公共交通機関としての使命感を持ってほしいという願いが込められている。
また今年は初めての試みとして、鉄道ファンや沿線住民に「幸せを呼ぶ黄色い電車」として知られる「モヤ700系」が登場した。モヤ700系は、架線検査や他の列車を牽引したりするための事業用車両で、運転日や運行ダイヤなどは非公開となっている。
千原社長は「今抱いている夢や目標を忘れずに大切にし、その実現に向けて日々努力を積み重ねてください。皆さんの活躍を期待しています」と入社を祝った。
入社した楢山玲加さん(22)は「安全安心はもちろん、お客様に信頼される運転士を目指して頑張っていきたい」と意気込んだ。
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