神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

海老名警察署長に就任した 今中 隆洋さん 海老名市大谷在勤 58歳

公開:2024年5月10日

  • X
  • LINE
  • hatena

おごらず、ひるまず堂々

 ○…赴任後に海老名市を見て回ると、まち全体の調和の良さに気が付いた。「自然豊かで史跡もある。開発の進む駅前は人出も多く、まち全体が元気」。赴任の訓示では「仕事は厳しく、職場は明るく。地域のために仕事をしよう」と呼びかけた。出勤時は、ひと際大きな声のあいさつを心がけ、自らの行動で署員らを牽引。「胸を張って堂々と、海老名の治安維持に努めたい」と責任感を強める。

 ○…横浜市出身。進学と就職で悩んだ思春期に、警察官として働く3歳上の姉の姿を見て同じ道を志した。旭警察署管内の交番勤務からキャリアをスタートさせると、その後は主に皇族の警衛や要人の警護にあたる公安第二課に身を置いた。制服の上からでも分かる逞しい体格は、厳しい訓練とトレーニングに励んだ証。「有事に備えていつでも動ける体が必要だった」と振り返る。

 ○…妻との間に3人の子宝に恵まれ、それぞれ独立や大学卒業で子育てが一段落したのも束の間、署長就任で初めての単身赴任が始まった。不慣れな洗濯や自炊は「奮闘中かな」と照れ笑い。趣味は自転車で、体力測定を兼ねて毎年夏に霞ケ浦に足を運び、1周100キロ超の湖畔走破に挑戦する。署長職の間は封印としたが、「四季折々で変化する海老名のまちをゆっくり見て回り、魅力を知り尽くしたい」と思いを馳せる。

 ○…海老名署管内は交通死亡事故ゼロが1000日以上継続している一方、人身事故の増加を課題と捉える。絶対に許せないと語気を強める特殊詐欺は「行政や企業、市民団体と協力して抑止に努めたい」と語る。警察官の職務に「市民生活の安全な暮らし守る」をあげ、座右の銘とする「おごらず、ひるまず、堂々と」を遂行していく。

海老名・座間・綾瀬版の人物風土記最新6

熊切 和人さん

座間市議会の第40代議長に就任した

熊切 和人さん

座間市入谷東在住 52歳

10月25日

柴山 タマ子さん

座間市の小学校11校に手作りのお手玉330個を贈った

柴山 タマ子さん

座間市立野台在住 83歳

10月18日

高橋 サチ子さん

10月6日に「第四十二回発表会」を開催した綾瀬邦楽舞踊連盟の会長を務める

高橋 サチ子さん

綾瀬市早川在住 83歳

10月11日

村山 琴美さん

「えびなオレンジオーケストラ」の中心的存在として運営に尽力した

村山 琴美さん

海老名市在勤 33歳

10月4日

石橋 正道さん

綾瀬市早川にコキアの里を作った

石橋 正道さん

綾瀬市綾西在勤 56歳

9月27日

長田 友香さん

9月25日開催のひきこもり居場所セミナーを企画した

長田 友香さん

綾瀬市寺尾北在住 53歳

9月20日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 10月25日0:00更新

  • 10月18日0:00更新

  • 10月11日0:00更新

海老名・座間・綾瀬版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年10月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook