第9代綾瀬市商工会会長に就任した 平本 康雄さん 綾瀬市深谷南在住 61歳
若手が活躍するまちに
○…地域の事業者が集う商工会の会長としてかじ取りを担う。会長就任の話を受けたのは今年に入ってからで関係者からの推薦だった。「まちづくりに関わるのは60歳までと考えていた。そろそろフェードアウトしようと思っていた」と笑う。商工会については「綾瀬のこれからを担う若い世代が活躍できる場所を提供していきたい」と想い描く未来について語る。理事会のメンバーも半数以上が青年部卒業後の若いメンバーで構成した。
○…横浜市西区出身。小学校高学年の時に父の仕事で綾瀬に移り住んだ。建築業を営む父の背中を見て育ち、自然と同じ道に進んだ。「嫌だと思うこともあったが、気づいたら背中を追っていた」と当時を懐かしむ。商工会に入会したのは28歳の時。同業の先輩から誘われ青年部に入会した。青年部長を経て、商工会の工業部会長を12年間務めた。33年になる商工会活動のなかで一番の成果は「人とのつながり」だという。
○…妻と愛犬と寝食をともにする。趣味は妻に誘われたことがきっかけで始めた釣り。自宅には、50本以上の釣りざおやルアーなど自慢のギアがあるという。妻や友人と一緒に東京湾や相模湾まで行き、魚との真剣勝負をするのが楽しみ。釣果に関しては「どんなに調子が良くても妻には勝てない」と笑う。
○…綾瀬のまちづくりには「主体である工業、生産業の更なる発展と課題である商業対策が必要」と考える。工業では外国人技能実習生事業の発展やテクニカルショーの参加企業への支援などを図り、商業は個人経営の店舗や商店街などに活気をもたらすためのプレミアム商品券事業を検討している。「これからを担う若者と一緒により良いまちづくりをしていく」と意気込む。
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