海老名市、座間市、綾瀬市内の今年8月までの交通事故発生件数が昨年を上回るペースで発生している。海老名市内では前年比1・6倍の大幅増で、コロナ前の2019年よりも増加している。
海老名
海老名署によると、管内の今年1月から8月の交通事故の発生件数は270件で、昨年同時期(167件)と比べ103件増加。コロナ前の19年同時期(228件)と比べても増加している。高齢者の事故が多発し、特に車が右折する際の人身事故や、右折車と直進車の事故が多いという。
海老名署の荒井政晴署長は「事故のピークは通学や通勤のピークとも重なる。上手く混雑を避けて事故を起こさない工夫を」と呼び掛けている。
座間
座間署によると、管内の1月〜8月の事故発生件数は199件で前年同時期の184件と比べて15件の増。昨年に比べて人流が活発になったことを増加の一因にあげた。
高齢者の事故は68件で全体の34%。死亡事故は2件で、1件は道路を横断する高齢者が右折車にはねられる事故だった。座間署交通課は「高齢者の事故は昼間にも起きている。横断するときは『車が気づいてくれているだろう』と油断せず、慎重に確認して行動してほしい」と話した。
綾瀬
大和署によると、綾瀬市内の今年1月〜8月の事故発生件数は173件で前年同時期と比べて16件の増加。高齢者の事故は45件で、全体の26%を占めた。二輪車が関係する事故は51件で前年と比べ8件減少したが、全体の29・5%と高い割合を占めている。
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