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「腰越ぶらり呑み歩きの日」の実行委員長を務める 中丸 潤さん 腰越出身 37歳

掲載号:2016年11月18日号

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「腰越が好きだから」

 ○…11月26日(土)、腰越地域で初めて開催される「腰越ぶらり呑み歩きの日」の実行委員長を務める。江ノ電が唯一路面を走る「電車通り」を中心に14店舗が参加し、チケットを1枚購入すると3店舗でおすすめの一品とドリンクを楽しめ、はしごできるというこのイベント。地元企業や飲食店オーナー、有志らとともに準備に奔走する。「多くの方に腰越の魅力に触れてほしい」と意気込みを語る。

 ○…腰越生まれ腰越育ち。小さいころはサッカーやバスケに明け暮れたスポーツ少年だった。県立七里ガ浜高校を卒業後、都内の大学へ進学。機械工学を専攻し、所属した研究室ではソーラーカーの製作に設計担当として携わった。秋田で開催された国際大会では同大学史上初となる6位入賞の快挙を達成するなど、充実した日々を過ごしたようだ。周りがエンジニアとしてメーカーに就職するなか「いろいろな人と出会い、関われる仕事がしたい」と自動車部品を扱う会社に営業として就職。その面白さにのめり込んだ。

 ○…転機となったのは昨年6月、腎臓を患い1カ月間入院したことだった。それまで仕事一筋だったが、ふと立ち止まるきっかけとなったという。「就職して腰越を離れると良い所、悪い所両方が見えたが、自分にとって一番大切な場所だとわかった。またいつ、何が起こるかわからない。生まれ育ったこの地域に、今自分ができることをしようと決めた」と、活動母体となる団体を入院中に設立。今年の6月から「呑み歩き」の準備を進めてきた。

 ○…実家は江戸時代末期から腰越に居を構え、父は数少ない現役の行商として海産物の販売を続けている。妻と8歳になる息子の3人で現在は藤沢市鵠沼に住んでいるが、「近い将来必ず戻るつもり。義理人情に厚い、腰越の個性である古き良き時代の雰囲気を生かして将来の世代に活気ある街を残したい」とまっすぐな眼差しで前を見つめた。

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