鎌倉版 掲載号:2019年4月12日号
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鎌倉まつりで「静の舞」を踊る 泉 朱輝(しゅき)さん(本名:長島陽子さん) 小町在住 52歳

願い叶い、憧れの舞台へ

 ○…今年61回を数える鎌倉まつりの初日を飾る「静の舞」の演者に選ばれた。「鎌倉で生まれ育ち、日本舞踊をやってきた私にとっては、憧れの舞台。昨秋、声がかかった時、やりますと即答しました」とにこやかに語る。昔からあまり緊張はしないたちだが、今回は「特別」。大勢の人がカメラを手に囲み、見つめる舞殿での大役に、だんだんと緊張も高まっているという。

 ○…師範だった祖母に付いて、物心つく前から泉流家元宅での稽古を見ていた。「代々日舞をする家庭だったので、習うのは当たり前のような感じ。同年代の子も多く楽しかったですよ」。1988年には泉流名取に。「朱輝」という名は取立師匠の名から「朱」の字を、母が好きだという「輝」の字を取っている。「今回のことを一番喜んでくれているのは母ですね。亡くなった祖母も喜んでいるかもなんていう話もしました。祖母も母もチャンスがなかった貴重な経験ができるのは光栄です」

 ○…御成町で生まれ育ち、就職後1年ほどで結婚。鎌倉を離れた時期もあったが、実家にほど近い小町に居を構えた。2人の子宝にも恵まれ、家事に育児にと情熱を注いできた。子の持病などもあり、10年ほど日舞を休んだ時期もあったが、再び時間を割けるようになり、「自宅でも練習ができるようになった」と充実した様子で話す。

 ○…衣装は通常のものでも20kg以上の重みがある。それに加え、今回演じる静御前の長いかつらは後ろに重心がかかり、初めて履く長ばかまのさばき方も難しいという。「舞殿の上は風が強いなど、振り以外の面で気を付けるべきことも多いですが、一番大切にしたいのは感情。義経への恋心や頼朝への抗議の感情、そしてこの役をいただいたことへの感謝の気持ちを込めて舞いたいです」

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