鎌倉版 掲載号:2020年3月27日号 エリアトップへ

市内山崎に開学する湘南鎌倉医療大学の学長に就任する 荒賀 直子さん 東京都在住 74歳

掲載号:2020年3月27日号

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「品格ある看護師育てたい」

 ○…4月1日に開学する湘南鎌倉医療大学の初代学長に就任する。4年制で看護師を育成する同大学。専門課程だけでなく、離島での研修や鎌倉の歴史・文化を学ぶ科目など、カリキュラムもユニークだ。「技術・知識だけでなく、コミュニケーション力が高く人に寄り添える、品格のある看護師を世に送り出したい」と意気込む。

 ○…東京都で生まれ、幼い頃に神戸に移り住んだ。「父は身体が弱かったこともあり、自然に医療に興味を持った」という。聖路加国際大学(東京都)が看護学部を開設すると聞いて1期生として入学。卒業後は神戸の造船会社に「産業保健師」として就職し、従業員の体調管理や健康教育を担った。「大変なことも多かったけれど充実していました」と振り返る。同期入社の夫と結婚して息子を出産。2年ほど仕事を離れたが「退屈で仕方がなかった」と子育てをしながら高校の保健教諭などを務めた。

 ○…モットーは「情熱的に、前向きに」。関西弁の語り口はパワフルそのものだが、人生ではあらゆる起伏を経験してきた。25年前、すい臓がんで夫が急逝。阪神淡路大震災にも見舞われた。「人は運命という大きな力には、決して抗えないことを知らされました」という。しかしその苦しみは仕事への原動力ともなった。「自分が被災者になったことで災害時に必要な支援が分かった。社会とつながっているからこそ、この仕事には大きなやりがいがある」

 ○…順天堂大学や甲南女子大学で教鞭をとった後、3年前から湘南鎌倉医療大学の開設に向けて東奔西走してきた。「超高齢社会や医療の高度化など、看護師の重要性はますます高まっています。それに応え得る人材を、鎌倉から輩出したい」と微笑んだ。

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