鎌倉版 掲載号:2022年4月29日号 エリアトップへ

5月末までの「江の島国際芸術祭」で総合監督を務める 藤原 大さん 県内在住 56歳

掲載号:2022年4月29日号

  • LINE
  • hatena

地域の美しさ感じて

 ○…着目したのは空の色だ。夕暮れが始まり、空が黄色く色づいていく。次第に赤みを帯び、江の島の輪郭を際立たせながら闇に沈んでいく。こんなにも、美しい。それに世界は同じ空でつながってる。だから、国際と冠した。江の島と片瀬海岸を舞台にした初の芸術祭。「湘南は環境そのものが一つの作品。地域の美しさを再発見してもらうための装置として芸術祭を発展させたい」

 ○…国内外で活躍し、世界的にも評価の高いデザイナー。湘南に事務所を構え、創作活動や大手企業との共同事業、講演などを多数手掛けるほか、多摩美大の教授として教鞭もとる。多忙を極める中、総合監督を引き受けたのは、「地域」がかねて活動領域の柱の一つであり、「湘南の美しい風景を地域の側面から見つめるお手伝いができれば」。そんな思いを抱いていたからだ。2018年に江ノ電の車両をデザインし、話題を呼んだことも縁になった。

 ○…今回の芸術祭は江の島に新たな春の風物詩を作り、通年型観光の推進を図る目的もある。かつてパリコレクションにも携わった視座から江の島をこう見る。「モン・サン・ミシェルにも負けない、世界に誇れる魅力がある。ヘミングウェイが暮らしていたら『世界の江の島』になっていたかもしれない」。もっと堂々と発信していい。そう太鼓判を押す。

 ○…風景に紙を重ね、自然界の色を採取する自身の独自手法「カラーハンティング」。夕日の始まりと夕暮れ、空の色の移ろいを表現した黄とオレンジは今回のコンセプトカラーだ。期間中、島内の店舗の店先にのれんを掲出するほか、片瀬海岸には夕景の色彩に合わせたビーチフラッグも並べる。「湘南の魅力である空と時間。訪れる人に気づきを提供できたら」

鎌倉版の人物風土記最新6

今井 恵莉花さん

第25代ひょうたん娘に選ばれた

今井 恵莉花さん

市内在住 22歳

7月1日号

齋藤 克希さん

一般社団法人サステナブル推進協会「NAMIMATI」を発足する

齋藤 克希さん

稲村ガ崎在住 24歳

6月24日号

五味 俊哉さん

60周年を迎えた鎌倉交響楽団のコンサートマスターを務める

五味 俊哉さん

岩瀬在住 53歳

6月17日号

白井 正和さん

第64回鎌倉市陸上競技選手権大会の一般男子5000mで優勝した

白井 正和さん

植木在住 55歳

6月10日号

野口 満一月(みつき)さん(本名:磯部浩子)

鎌倉市観光協会の「納涼うちわ」を デザインした

野口 満一月(みつき)さん(本名:磯部浩子)

梶原在住 56歳

6月3日号

向井 洋さん

大船警察署の署長に就任した

向井 洋さん

大船在住 53歳

5月27日号

あっとほーむデスク

  • 4月22日0:00更新

  • 8月20日0:00更新

  • 7月16日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2022年7月1日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook