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鎌倉版 公開:2012年1月1日 エリアトップへ

(公社)鎌倉青年会議所の2012年度理事長を務める 鈴木 泰三さん 小袋谷在勤 39歳

公開:2012年1月1日

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集大成で恩返し

 ○…2000年に入会し、11年の月日が経った。理事長を務める今年は、公益社団法人鎌倉青年会議所(以下、JC)での活動の集大成の年だ。今年度のテーマは「一期一縁」。「自分もJCに入って貴重な機会をいただき、成長させてもらった。これからも一つひとつの縁を大切に」という思いが込められている。

 ○…「紹介されて」入ったJCに対して意識が変わったのは、2005年に「まちづくり委員会」の委員長を任されてから。市民・行政・企業の3者を束ねる立場は、「普段では得られない経験だった」と振り返る。

 ○…大学卒業後、建設会社勤務を経て父親の建築事務所に入り、すぐに一級建築士の資格を取った。仕事の幅を広げるため、3年前には不動産鑑定士の資格を取得。現在2つの士業をやり繰りしながら、週2回ほどのJCの会合に参加する。多忙な日々も「頑張れば両立はできる。いろいろな役目を任されたおかげで時間の使い方もうまくなった」とはにかむ。

 ○…しっかりと相手の目を見て話を聞き、目線を外し、言葉を選ぶ。導き出した答えを、身振りを交えて丁寧に伝える。物腰の柔らかさに、シャイな人なのかと思えば、会議になると「本気で語り合う」そう。「一人でも多くJCの魅力を伝えたい」という思いがある。今後の展望を、「東日本大震災の起きた昨年は、まず支援をすることが先決だった。今年はあの震災を教訓として、自分たちの街に置き換えて準備をしていきたい」と話す。「有事に専門家を束ねていけるような、JCならではの役割を担いたい」と語る。

 ○…「ラケットボール」というスポーツで息抜きを。3年前に縁を結んだ夫人との旅行も楽しみのひとつだ。「ついつい忘れがちだけど、”感謝の気持ち”を常に持っていたい」と、日々を振り返る。JCでの経験で大きく成長してきた外柔内剛の人は、その恩義を胸に、卒業の年を締めくくる。
 

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