神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鎌倉版 公開:2021年7月23日 エリアトップへ

走幅跳でインターハイに出場する 今井 亜由奈さん 手広在住 17歳

公開:2021年7月23日

  • X
  • LINE
  • hatena

「心」を整える

 ○…6位までがインターハイへ駒を進める南関東予選(6月)。あと1回の試技を残し、暫定7位。自己ベストを記録した県予選(5月)から一転、思うように記録を伸ばせず「モヤモヤしていた」。最終試技に臨む直前の「ここで残らなきゃ終わりだぞ」という顧問の一言に気持ちを奮い立たせ、その日のベストとなる5m59の跳躍で6位に滑り込んだ。「高校に入ってインターハイを目標に3年間頑張ってきた。練習の成果が実ってよかった」

 ○…幼少期から活発な子だった。西鎌倉小時代はテニスに打ち込むも、手広中にはテニス部がなかった。そこで、小学校の運動会でリレーの選手に選出された自信から、陸上部で戦うことを決意。中学2年から始めた走幅跳では関東大会進出を果たすが、全国の舞台には届かなかった。

 ○…迎えた高校受験、第一志望の高校に行くことは叶わなかった。進学した桐蔭学園高で陸上部には入ったものの、「練習になかなか身が入らず、夜寝る時間も遅かった」と振り返る。そんな女子高生を変えてくれたのが、南関東予選で檄を飛ばした顧問・常磐信欽(しんすけ)教諭。競技に取り組む姿勢を根本から見直し、主戦場となる砂場の整備、助走路やその周辺の掃きそうじ、草むしりを練習前の習慣にした。「グラウンドの神様は細かいところまで見ている」。そう思いながら日常生活を過ごすことによってメンタル面が強化され、幅跳の記録も安定するようになった。

 ○…「友達とのおしゃべりが大好き」という17歳だが、今は目前に迫ったインターハイへ集中モード。目指すは入賞(8位以内)と、県高校記録の6m11超え。「絶対に結果を出せる」。初の全国舞台を前に、心は整った。
 

鎌倉版の人物風土記最新6

杉内 重太さん

鎌倉湘南地区のコンソーシアムサポーターを務める

杉内 重太さん

西鎌倉在住 72歳

4月26日

斉藤 正朗さん

鎌倉商工会議所青年部の会長に就任した

斉藤 正朗さん

横浜市在住 44歳

4月26日

松原 駿吾さん

鎌倉青少年会館のリニューアル実行委員を務める

松原 駿吾さん

鎌倉学園高校 15歳

4月19日

尾林 功二さん

鎌倉市バスケットボール協会の会長に就任した

尾林 功二さん

山崎在住 53歳

4月12日

森 文男さん

鎌倉警察署長に就任した

森 文男さん

市内在住 59歳

4月5日

佐々木 卓栄さん

大船警察署長に就任した

佐々木 卓栄さん

市内在住 55歳

3月29日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月22日0:00更新

  • 8月20日0:00更新

  • 7月16日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月1日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook