瀬谷消防署の救急隊員が3月22日から26日、東日本大震災の救援活動のため神奈川県の第2次派遣として福島県内で活動した。
同部隊は横浜市内から6隊23人が派遣され、寝たきりの患者をいわき市内の海岸近くの病院から同市内陸部の病院へ、福島市内の病院から会津若松市内の病院へ搬送した。第2次部隊は滞在中に105人の患者を搬送した。救急隊員の澤井幸太郎さんは「受け入れ先の病院の人手が足りず、患者をひとまず受け入れるので精一杯という状態だった」と現場の様子を語った。
また瀬谷消防署の下瀬谷特別救助隊は3月17日から20日まで神奈川県の第3次派遣隊として仙台市宮城野区を拠点に活動。太平洋沿岸の若林区荒浜で人命検索活動を行った。
同隊は海水が残る田畑で、持参したボートを使用し、津波で流された車の中に人がいないか1台1台捜索して回った。隊長の本多孝さんは「現場を目の当たりにして、自然を前に自分たちの力の無さを痛感した。瀬谷区内でも水辺で遊ぶ際には注意が必要」と話した。
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