「さりげなく見つめて」 高齢者見守り
「ご近所同士、顔見知りの関係づくりをしよう」-。同地区が高齢者見守り活動として行っているのが「WAT(ワット)」だ。
Wはウォッチング(注意して見る)、Aはアクション(行動)、Tはチーム(組)。「じろじろ見られるのは不快に思うはず。気になる人がいたら、ほのぼのとした気持ちで気にかけ、見守っていけたら」と、町内会長や民生委員、ボランティアの人らがグループを組み、地域を7ブロックに分け、ブロックごとで見守り活動する。
近所で会った時のあいさつや声かけのほか、新聞販売店や地域の店舗などと情報交換し、郵便受けや室内の電気の付け放しなどがないかを確認。これまでも大事には至らなかったが、「新聞が何日分も積み重なっている」など、地域の人を気にかける報告があったという。
高齢者同士の元気づくりと交流も。瀬谷4丁目のはらっぱ公園では平日の朝8時から、健康体操が行われている。
はらっぱに集まり、音楽に合わせて簡単なストレッチや運動。当初は近隣住民だけだったが、現在では地区外から訪れる人も。毎日顔を合わせることで、元気を確認し合っている。
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