新藤兼人監督作品 「一枚のハガキ」上映 9月28日瀬谷公会堂で
100歳で亡くなった新藤兼人監督の最後の作品「一枚のハガキ」が9月28日(金)、瀬谷公会堂ホールで上映される。主催は「一枚のハガキ」瀬谷区上映実行委員会。
戦争末期に徴集された兵士100人のうち、94人が戦死し6人が生きて帰ってきた―。巨匠・新藤兼人監督は自身が生き残った兵士6人のうちの1人。残された家族のその後の人生をも左右する、そんな戦争の愚かしさを体験者ならではの目線で描いた。出演は豊川悦司、大竹しのぶ他。
「新藤監督は、ご自分の戦争体験を後世の人に遺言として伝えたいと、この映画を渾身の力を込めて制作されました。この作品を通して戦争のおろかさ、平和の大切さ、命の尊さを多くの人に感じてもらいたい」と実行委員会の二谷敏子さんは話す。
この日は午前10時、午後1時、午後3時半、午後7時の4回上映(各回30分前開場)。入場料は一般1000円(当日1300円)、小中高生800円。前売り券は三ツ境ライフくまざわ書店、瀬谷駅北口B・SプラザNAKANE他で発売中。問合せは【電話】045・361・8965まで。
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