2020年から小学校で必修化される予定のプログラミング教育について、三ツ境小学校PTA(西本尚五会長)の有志が7月28日、同校でワークショップを開いた。講師は原中学校の生徒。児童にプログラミングの楽しさを体験してもらうと同時に、教える側の人材育成にもつなげる狙いだ。
同教育では、コンピューターに意図した処理を行うよう指示する「プログラム」を学び、論理的思考能力などを育む。西本さんらは1年前にも、「大人」が講師となり体験会を開いていた。今年は、将来的に中学生がプログラミングについて小学生に教えられるようになればと、原中・情報工学部の生徒に講師を打診した。
児童は部員の指導のもと、「Scratch(スクラッチ)」というパソコンソフトを使い、ゲームづくりに挑戦。プレーヤーキャラを上下に動かして、左右に移動するドラゴンの攻撃を避けるという内容で、子どもたちはキャラとドラゴンの「行動」を指定していった。キャラが指示通りの動きをすると、参加者からは「動いた!」などと歓声が上がった。
同部の橋本怜弥部長は「小学生が理解できるように、分かりやすい説明を心がけました。(指導に対する)子どもたちのリアクションも豊かで、教えていて楽しかったです」と手ごたえを話していた。
瀬谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|