市政報告 子育て世代から選ばれる横浜を目指して! ――これからの本市の成長戦略横浜市会議員 日本共産党 古谷 やすひこ(41歳)
「充実させる」と言いながら…
いま、新年度の横浜市の予算審議の真っ最中です。市長は「防災」を重視するといいながら、従来からの横浜環状道路建設を「防災」の名目に置き換えて進める。あるいは、「医療や福祉の施策を充実」と言いながら、待機者が溢れている特別養護老人ホームの建設は今年度よりブレーキをかける。また今まで無料支給していた福祉パスを、有料化して所得の少ない障害者の方々からお金を取ろうとしている。これのどこが「重視」「充実」なのでしょうか?
教育の分野では、児童支援選任教諭やスクールソーシャルワーカーの配置はすすめているものの、市独自の少人数学級や全国の8割の自治体で実施されている中学校給食を実現するという根本施策には一歩も足を踏み出していません。
「横浜らしい成長戦略」を
横浜が他都市に比べて誇るべきところは何かといえば、横浜に住み働き暮らす370万人もの人々の存在。その強みを活かして「横浜らしい成長戦略」を進めることが持続可能な横浜を未来に残していくことになる。つまり、「横浜らしい成長戦略」とは、「人」に着目した予算づくりをしていくこと。横浜で働き結婚して子どもを産み育てる、そのことを行政は全力で支援して、「横浜に住み続けてもらう」ことで、将来的な市税収入も安定してくる。子育て世代から選ばれる横浜を作っていくというものです。例えば、子供の医療費助成については、東京23区などでは中学校卒業まで、近隣の自治体でも無料化助成年齢を引き上げており、横浜は県内では最低レベルの小学校1年生までです。これでは子育て世代からは選ばれません。医療・福祉・教育の充実こそ、横浜の成長戦略であり、持続可能な横浜につながっていくと考えます。
市会議員の役割
市会議員は市民のみなさんから選ばれ、その任についています。ですから私たちは市民の皆さんの願いを代弁し施策を少しでも前に進める役割を果たさなければなりません。若い子育て世代から「選ばれる横浜」「住み続けたいと思える横浜」をつくっていく。そのために私は、市民のみなさんの声を聴き、その立場を徹底的に代弁してまいります。
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