神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2014年3月27日 エリアトップへ

市政報告 「小児医療費」「中学給食」などに予算を 横浜市会議員 日本共産党 古谷 やすひこ

公開:2014年3月27日

  • LINE
  • hatena

 先月、我が家に5男が産まれました。中学二年生の長男を先頭に、ただいま子育て真っ最中です。育児をする中で、あらためて、ここ横浜は子育て環境がいかに整っていないのか――ということを日々痛感しています。

県内最低レベル

 まずは、小児医療費無料助成制度の適用が小学一年生までに留まっていること。成長すれば体力もつき、あまり病院にかからなくなりますが、小学生ぐらいでは、まだまだ病気にかかりやすい。うちの子どもたちは、大病はないものの、耳鼻科や眼科・皮膚科・歯科とかかっており、人数が増えれば、金銭的な負担も大です。東京23区などでは、中学三年生まで医療費無料が当たり前ですし、神奈川県内をみても横浜市は最低です。

 子どもたちが学ぶ基本的な環境である少人数学級の推進についても、他都市では、35人学級を一層拡充し始めていますが、横浜市では小学二年生どまり。市は小学校からの英語教育など、派手な施策を打ち出しますが、子どもたち一人ひとりの成長に光を当てる教育、公として最もやらなければならない少人数学級拡大に冷淡です。

 中学校給食の未実施も大きな問題です。市教育委員会は、「中学校昼食」や「スクールランチ」など、とにかく「給食」という言葉を使わないほど。川崎市が実施を決めた今、東日本の政令市で全く検討すらしていないのは横浜市だけです。

 ただ、家庭弁当を全面的に否定するわけではありません。しかし、昔に比べて共働き家庭が圧倒的に増えており、時間的な余裕のない家庭があること、さらに、いくら中学校で弁当を買えるようにしても、家庭状況が厳しく、満足な昼食を用意できない家庭もあるという現実があります。いろんな家庭の事情があるからこそ、公の役割として成長期に必要な栄養を摂取できるように学校給食が必要だと思います。

税金の使途切り替える

 林市長は、「切れ目のない子育て支援を」と折に触れ言っているにもかかわらず、実際の子育て支援施策は、全くお粗末なもの。子どもを産み育てる条件がこんなにも他都市に比べて劣っていますから、どこか税金の使い方がおかしいのではないかと思います。そのお金の使い方を切り替えるため、引き続き頑張ります。

古谷やすひこ

横浜市鶴見区矢向1-20-50

TEL:045-504-5121

http://furuyayasuhiko.blog15.fc2.com/

鶴見区版の意見広告・議会報告最新6

公園を地域のシンボルに

市政報告太'sレポート148

公園を地域のシンボルに

横浜市会議員 公明党 尾崎太

4月25日

強い経済で、優しい社会を。

衆議院議員 中西けんじ 意見広告

強い経済で、優しい社会を。

4月18日

冷凍食品のロスを子ども食堂へ全国初の取組みを実現

県政報告ひでしの「実績で勝負」87

冷凍食品のロスを子ども食堂へ全国初の取組みを実現

公明党 鈴木 ひでし

4月11日

鶴見川人道橋は来春、完成します

市政報告

鶴見川人道橋は来春、完成します

日本共産党横浜市会議員 古谷(ふるや) やすひこ

3月28日

来年度の予算が決定しました

市政報告太'sレポート147

来年度の予算が決定しました

横浜市会議員 公明党 尾崎太

3月28日

市営バス減便、対策の一歩は?

生活の足をなくさぬ配慮を要望 市政報告みちよレポ㉚

市営バス減便、対策の一歩は?

横浜市会議員(自民党)東みちよ

3月21日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

鶴見区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook