神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2013年4月11日 エリアトップへ

鶴見区民 近所付き合い親密 市民意識調査で明らかに

公開:2013年4月11日

  • LINE
  • hatena

 横浜市がこのほど発表した「2012年度横浜市民意識調査」によると、鶴見区内で隣近所と比較的親密なつきあいをしている人の割合は2割を超え、18区の中で最も多かったことがわかった。また、子育て支援や、高齢者や障がい者が移動しやすい街づくりのさらなる充実を望む割合が、ほかの区よりも高い傾向にあることもわかった。

 市民意識調査は、市民の生活意識や生活行動を明らかにし、市政や政策立案に活用するため、1972年から毎年実施しているもの。

 今年の調査は12年5月から6月に行われ、市民2314人から回答を得た。うち鶴見区民は160人。

地域色反映か

 「隣近所とのつきあい方」について尋ねる設問では、「一緒に買い物に行ったり、気のあった人と親しくしている」と「困ったとき、挨拶したり助け合ったりする」を合わせた「比較的親密な付き合い方」の割合が20・6%で、18区の中で最も高かった。2割を超えたのは、鶴見区のみだった。

 「特に鶴見は自治会やNPOの活動が盛ん。助け合いの気風が要因の一つなのでは」と市の担当者は分析する。

弱者支援、充実要望も

 満足している公共サービスについては、「最寄駅周辺の整備」が市全体では20・7%だったのに対し、鶴見区は15・6%で、保土ケ谷区、中区に次いで3番目に低い。11年度の調査でも全体が20・5%に対し、鶴見区は13・5%で、充実感が低い傾向は続いている。

 今後、充実すべきだと思う公共サービスについては、「高齢者や障がい者が移動しやすい街づくり(駅舎へのエレベーター設置など)」と「保育など子育て支援や保護を要する児童への援助」を望む割合が共に28・1%で、福祉関連の充実を望む声が多かった。「高齢者―」は瀬谷区に次いで2番目、「保育―」は1番高い。高齢者や障がい者、子育て中の親など、いわゆる社会的弱者への公共サービスのさらなる充実が、鶴見区では望まれている。

 調査結果の詳細は市政策局のホームページ(http://www.city.yokohama.lg.jp/seisaku/seisaku/chousa/ishiki/)でも見ることができる。

鶴見区版のトップニュース最新6

防災冊子を8年ぶり改訂

江ヶ崎町

防災冊子を8年ぶり改訂

ペット防災など新項目も

5月2日

DX対応でサイト新設

地域子育て支援拠点

DX対応でサイト新設

6月開始のアプリと連携も

5月2日

国土強靭化の先導事例に

市場西中町防災対策

国土強靭化の先導事例に

住民主体の取組みを評価

4月25日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月25日

初挑戦で金賞受賞

佃野町「楽匠」

初挑戦で金賞受賞

「からあげグランプリ」で

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

4月27日から都市発展記念館が公開

4月27日~5月31日

鶴見区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook