がんによる外見の悩みに寄り添う 県政報告ひでしの「実績で勝負」【12】 サポートセンター開設を実現 公明党 鈴木 ひでし
今や2人に1人ががんにかかる時代。手術や抗がん剤、放射線など、治療法は年々進歩していますが、一方で手術痕や髪・まつ毛・眉毛の脱毛、爪や皮膚の変色など、外見にさまざまな変化をもたらします。
これら外見の変化は、病気を治すためにある程度仕方のないことだと覚悟していても、患者さんやご家族に大きなショックを与え、ときには治療への意欲も失うほど深刻な問題です。
国立がん研究センターでは、このような不安や苦痛を少しでも和らげようと、外見や容貌を意味する「アピアランス」に関する支援センターを立ち上げました。
県議会で提言県立がんセンターに設置
県内でもがん患者は増加しています。そこで私は平成27年2月の県議会本会議において、「神奈川県立がんセンター(旭区)」に、がん治療に伴う外見の悩みに寄り添い支援する「アピアランスサポートセンター」を立ち上げるべきと、黒岩祐治知事に提言しました。
これに対し黒岩知事は、「ぜひとも実現していきたい」との方針を示し、ついにこの4月、県立がんセンターに「アピアランスサポートセンター」が開設されました。
これまでも県立がんセンターでは個別に相談やケアを行ってきましたが、今後はアピアランス支援の専任スタッフを中心に、医師や看護師、薬剤師などが連携し、専門チームで患者さんを支えていきます。また、患者さんやご家族が気がねなく相談できる専用スペースの充実も図っていきます。
アピアランスサポートセンターが都道府県立病院に設置されるのは初めての試みです。私は提案者として、このセンターが患者さんの「生きる」気持ちを支えるものとなるよう、しっかり見守ってまいります。
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