中小・個人事業の支援策 市政報告みちよレポ【3】 暮らしを守り、街を守る 横浜市会議員(自民党) 東みちよ
「もう、こんなんじゃやってらんないよ」
馴染みの中華屋のおやじさんに、そう言われたのは4月初めのこと。それから1カ月以上が過ぎ、今も大変な思いでこのコロナ禍の困難を乗り越えようと努力されている、経営者の皆さんの声を聞いています。
今は感染拡大を防ぎ、命を守るため、自粛営業にご協力頂いておりますが、一方で、経営に苦しむ中小企業、個人事業主の皆様の声に対して「なんとかしなければ!」と私も必死の想いで活動しています。
先週15日に議決された横浜市の補正予算では、市内中小企業への資金繰り対策として、3年間実質無利子・無担保、限度額3千万円、保証料ゼロ(条件による)の融資を実施することとしました。これは当初3年間、支払った利息分を市がキャッシュバックします(※1)。「融資枠は計五千億円、平時ではあり得ない有利な融資メニュー創設」と市長も全力で支援策に臨んでいます。また、500万円以下の融資を受けた市内小規模事業者には10万円の一時金交付、市内商店街には加盟店一店舗あたり10万円が市から交付されます。
一方、鶴見の街では地元有志、企業による飲食店支援の動き、「うちメシ応援プロジェクト」なども盛り上がっています。こんな時こそ、ピンチをチャンスに変える発想が大切です。「テイクアウトを始めて、売上減少に歯止めがかかった」という店主の声もありました。
暮らしを守り、街を守る。その覚悟で議員、行政も、街の仲間も、助け合おうと奮闘しています。鶴見だからこそ、できることがあります。夜明けのこない夜はない、ともに乗り越えて行きましょう!
(※1)融資の詳細、相談は最寄りの市内金融機関窓口に。
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