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鶴見区 トップニュース教育

公開日:2021.08.12

県立鶴見高校
地元生花店と花壇整備
地域と連携 学校彩る 


 県立鶴見高校のボランティア委員会の生徒と、学校前の花屋スプラウト(野口英太郎代表)が協力して8月2日、同校正門前の花壇の整備を行った。これまでは積極的に手の加えられていなかった花壇が整えられ、黄色い花のルドベキアで美しく飾られた。



活動の幅広げたい



 この花壇整備は、これまで募金活動などを主に行っていたボランティア委員会が活動の幅を広げたいと企画。すでにボランティアとして同校の花壇の手入れなどを行っていた野口代表が協力して実現した。



 当日は、在校生10人ほどが参加。OBや地域住民も巻き込んで行う企画だったが、コロナ禍で在校生と野口代表のみとなった。



 草むしりや、選定ばさみなど使って余分な草木をカットし、花壇を綺麗にした後、野口代表の提供したルドベキアやマリーゴールド約100株を植えていった。



 花を植える際には、野口代表が「花にも向きがある。人が訪れる方向に正面を向けてあげて」などと、植え方や見せ方を教える場面もあった。



 ボランティア委員会の塚田碧美さん(3年)は「自然と触れ合える活動は楽しい。草むしりなども、一人ではつまらないがみんなでやると楽しかった。鮮やかな黄色い花が植えられて学校の入口を華やかにできたと思う」と感想を述べた。



 野口代表は「夏に強い花を選んだ。引き続き、水やりなど手入れをしていってほしい」とし、「普段は何気なく見ている花壇も自分たち自身で手を加えると、思い入れが出てくるはず。少しでも生徒たちの力になれればと思った」と話した。



 今後は、他の花壇などにも活動を広げていきたいとしている。

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