令和3年度 ⅤOL8 山田かずまさ市政報告 11月は児童虐待防止推進月間「子どもを守る」を想う・考える
毎年11月は児童虐待防止推進月間です。厚生労働省、そして横浜市は、虐待防止のための広報・啓発活動などの取組を行っています。
横浜市では、平成26年に「子供を虐待から守る条例」を制定し、この期間、市内各所をシンボルカラーであるオレンジにライトアップするなどしています。
この中で、『オレンジリボン』の着用が、活動に賛同するマークとされ、横浜市職員が着用するなど、子ども虐待防止の啓発に一役買っているところです。私も、法律家として、政治家として、児童虐待防止の取組をライフワークとしており、当選以来、様々な場面で「子どもを守る」取組を行って来ました。
活動の一つの成果として、私が、事務局長として携わった議員提案である「子供を虐待から守る条例」の改正案が、今議会で成立しました。大きな改正点は子どもへの「体罰」の禁止です。「しつけ」の名を借りた身体的な暴力が、子どもの命を奪うことになりかねないことから法律に合わせ改正されました。
さらに、「産まなければ良かった」と言うなど、子どもの「尊厳を傷つける行為」の禁止にも触れ、全国的に見ても、最先端の内容を盛り込むことができました。この条例改正が、「自分が悪い子だから、ぶたれるんだ」と、誰かを憎むことすらできず、傷つき、時に命を落とす子ども達を一人でも減らすことに繋がればと願います。
そして、鶴見では、昨年、仲間たちと共に始めた、児童虐待防止キャンペーン「ツルミ・オレンジデイズ」が、この11月にも実施されます。
区内でのオレンジリボンの配布・PR活動、講演会、オレンジをモチーフとした手作りグッズの販売(収益は防止団体に寄付)などを行います。
こうした活動を通じ、子ども達に関わる全ての人が、いつもよりほんの少しだけ多く「子どもを守る」を考えてみること。その積み重ねが虐待防止に繋がると考えています。是非、この秋は、オレンジリボンを身につけ、声なき声で、SOSを求める子ども達のことを考えてみてください。
山田かずまさ
横浜市鶴見区寺谷1-3-2
TEL:045-584-1133
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