少子化対策に必要な経済+心の支援 市政報告みちよレポ㉑ 鶴見を希望あふれる街NO.1へ! 横浜市会議員(自民党)東みちよ
新たな年が、皆様にとって希望あふれる年となりますように! 心からお祈り申し上げます。
さて私はこれまで「鶴見を希望あふれる街、NO.1へ!」との想いでひたすら走り続けてきましたが、この4年間を振り返ると、新型コロナという苦難がありながらも、互いに支え合い少しずつ明るい日常を取り戻そうと頑張ってこられた地域の皆さまに励まされました。今年こそ日常の生活を取り戻せるよう、私も引き続き全力で取り組んでいきます。
昨年はNHKの朝ドラ『ちむどんどん』の舞台として鶴見が描かれましたが、互いに助け合い困難を乗り越えるあの情景はドラマの中だけじゃなく、リアルな鶴見の暮らしに息づいているんだ、と感じています。ちむどんどんする街の一体感を、次の発展につなげられるようこれからも取り組んで参ります。
横浜市の出産から子育て支援の拡充
一方、私たちは目先にとらわれず20年、30年後の未来をも考えて種まきをしなければなりません。とくに心配されるのが少子化対策です。一昨年の出生数は81万人、日本の未来の危機がじわじわと進行しています。
少子化問題を食い止めるため、横浜市では「誰もが安心して子どもを産み育てられる社会」を目指し私も繰り返し問うてきました。子育て支援の拡充だけでなく、出産後の支援ももっと手厚くすべきと訴えてきましたが、昨年末、政府は新たに50万円の出産費用補助を打ち出しました。これに伴い横浜市でも、妊娠、出産時に合わせて10万円の支援金を上乗せすることを年末の12月の議会で決定しました。
子育て支援の都市間競争も始まっています。横浜市でも他都市に比べ遅れていた小児医療費の無償化、中学校給食の全員喫食など今後進められる予定です。しかし子育て支援はそうした経済的、物理的側面だけで成し遂げられるものではないとも感じています。
子どもたちが家族の世話をするヤングケアラーの調査を鶴見区で行って気づいたことは、核家族化した子どもを身近で支える地域の見守りは、心の支えになっているということでした。登下校の見守りボランティアを行うシニア女性が「誰もいない家に帰る子どもに、笑顔で"お帰り"と声かけてあげたい」と話された言葉は忘れられません。子どもも大人も高齢者も、多様な世代が心豊かに暮らし支え合える街が、真の少子化対策に必要です。そんな希望あふれる街のために、今後も取り組んで参ります。
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