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公開日:2023.06.29

大本山總持寺
4年ぶりに「み霊祭り」
地域から再開望む声多く

  • 大駐車場にやぐらを組んで盆踊り(写真は過去)

 大本山總持寺で7月17日から19日に「み霊祭り」が行われる。コロナ禍を経て4年ぶりの開催。過去には3日間で延べ3万人以上が訪れ、地域から再開を求める声も多かった鶴見の夏の風物詩。久方ぶりの開催に向け、修行僧たちが準備を進めている。

 總持寺の大駐車場にやぐらを組み、修行僧たちと踊る納涼盆踊り大会と、三門から参道にかけて万灯供養が行われるみ霊祭り。

 この祭りはもともと、横浜大空襲と旧国鉄・鶴見事故の犠牲者を慰霊するために始められたもの。中心となって企画するのは、全国から同寺に集まる修行僧たちの組織「三松会」。盆踊りの振り付けや掛け声をオリジナルで考えるなど毎回工夫を凝らし、過去には3日間で延べ3万人以上が訪れて参道や大駐車場が溢れるほどの人出となる人気イベントだった。

 コロナ禍を経て4年ぶりの開催となる今回。修行僧たちが数年で入れ替わるため、以前の様子を知る者も少ないが、「まずは以前の形を取り戻したい」と三松会の担当者。「コロナ禍で中止となっていた間にも地域の皆さまから再開を望む声を多数いただいた。總持寺にとっても地域の皆さまと触れ合える大切な行事で、地元に育てていただいている祭りなので、盛り上げてきたい」と話す。

 納涼盆踊り大会は7月17日から19日の3日間で、各日午後5時から8時半ごろまで。大駐車場内や参道に50店ほどの屋台も出店。ゲストや花火はなし。

 万灯供養は17日のみ。午後5時ごろから8時ごろまで。三門から参道にかけて約1000個の万灯を並べ、供養する。当日の一般受付も可(1灯1000円)。

 荒天中止。問合せは三松会【電話】045・581・6021(総受付)。「今回は『帰ってきたミタママツリ』と題し、修行僧たちも楽しみにしています。ぜひ地域の皆さまにも4年ぶりの祭りを楽しんでいただけたら」

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