鶴見区役所はこのほど、外国人区民と共生を推進するための計画「鶴見区多文化共生推進アクションプラン」の改訂版(素案)をまとめた。現在、区は素案に対する意見を募集しており、「区民の声を反映させながら改定していくために、ぜひ多くの意見を」と呼びかけている。
鶴見区は、昨年12月末現在、9552人の外国人登録者が住んでおり、市内で2番目となっている。国籍も中国や韓国・朝鮮にくわえ、南米出身者も多い。
そうした状況を踏まえ、区は2008年6月、鶴見区多文化共生推進アクションプランを策定。言葉や文化の違いを踏まえ、多文化共生の推進を目的としている。今年度が同プランの最終年度にあたるため、来年度以降の多文化共生施策の取り組みを盛り込んだ改訂版を作成。08年の策定時と同様に、区民意見を募集することとなった。
改定素案では、昨年12月に開設された「鶴見国際交流ラウンジ」を拠点とした外国人への情報提供や相談、区民らの意識啓発のための講座や交流促進など、改定の視点や方向性を開示。具体的な取り組みを29項目挙げている。
素案は、概要版が区内公共施設で閲覧可能で、区役所と同ラウンジでは外国語版も設置。全文は区役所ホームページでダウンロードできる。意見は、改訂版の素案を読んだ上で、鶴見区役所区政推進課企画調整係【FAX】045・504・7102、郵送〒230―0051鶴見区鶴見中央3―20―1、Eメールtr-kikakuchosei@city.ykohama.jpのいずれかで提出する。問合せは、同係【電話】045・510・1677へ。3月20日締切。
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