鶴見区(山崎幹夫区長)はこのほど、今年度の区政運営方針を発表した。今年度の基本目標は『笑顔でこころを「つたえる・つうじる・つなげる」つるみのまちづくり』。区の現状と課題を踏まえ、5つの柱を重点に区政を運営していく。、
区政運営方針は、「積極的な区民ニーズの把握と暮らしやすさの向上」「区民・事業者と協働した区政運営の推進」「区政運営上の重要課題に、積極果敢に挑戦する人材育成と体制づくり」を基本的な考えとするもの。
今年度の鶴見区は、「まちの安全・安心」「福祉のまちづくり(鶴見・あいねっと)」「多文化共生のまちづくり」「環境・緑を意識したまちづくり」「地域課題の解決支援」という5つの柱を掲げ、目標達成のための事業を展開する。
仮設トイレ整備
「まちの安全・安心」の主な取り組みでは、防災パンフレットの作成や、区民が防災を考えるきっかけとなるイベントを企画する『区民とともに考える防災啓発』などがある。また、鶴見区に関わる市の事業としては、震災を受け、地域防災拠点6カ所の仮設トイレ用排水設備の整備も行われる。今年度は、市場、下野谷、鶴見、豊岡、平安の5小学校と潮田中学校が対象となる。
さらに、大雨時に浸水被害が多かった獅子ヶ谷地区について、その対策として雨水幹線の整備が進められる。
子育て支援も
待機児童対策が課題となっている区では、子育て関係にも力を入れる。2月から導入された保育コンシェルジュ(保育専門相談員)の取り組みや、地域子育て支援拠点(わっくんひろば)などとの連携強化に努め、地域で子育てを支援する体制強化を図る。
また、新規事業として、区民が参加できるイベント、子育てに関する「つるみ子育て応援フェスタ」と、子どもたちに楽しみながらエコを学んでもらうための「つるみエコキッズフェスタ」の2イベントが新たに実施される。
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