下末吉旭町内会=立木豊喜会長/2061世帯=の町会掲示板が5月11日、県立鶴見高校の協力のもと同校敷地内に設置された。今年3月には町会の防災備蓄倉庫も置かれており、学校側は「新たな連携の形になるのでは」と話している。
今回の連携は、掲示板、防災倉庫ともに設置場所を探していた同町内会が、高校に依頼し実現した。
設置された掲示板は、アルミ枠にアクリル板の引き戸がついたもの。同日から利用が開始され、今後は町会関係の案内だけでなく、「学校とも共用できれば」と立木会長は話す。
下末吉旭町内会は、谷となる国道1号線沿いから県立鶴見高周辺までを範囲とし、高低差が大きい町内会。立木会長は、「高低差があるので谷側、中間、山の上にわけて情報を発信しないと住民に届かない。県鶴の通りは人通りも多いので助かる」と感謝する。防災倉庫も、「いざという時、住んでいるところのなるべく近くに必要」と、同様の理由から設置されたという。
同校によれば、東日本大震災のあと、県下でも県立高校と地域との連携は増えているが、まだまだ珍しいケースだという。
橋本辰夫校長は「地域のためならと依頼を受けた。高校も地元の学校。今後も連携できる部分はしていきたい」と協力していく姿勢を示していた。
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