法政大学女子高校(和仁達郎校長)=岸谷=の応援部「METEORS」が、3月26日、千葉県の幕張メッセで開かれる全国大会に出場する。「全国入賞」を目標にする部員たちは現在、本番に向け練習を重ねる日々を過ごしている。
大会は、アメリカ西海岸のチアリーディング普及団体・USAナショナルズの日本支部が主催。各地で開かれる地区大会において、基準点をクリアすることが出場の条件となる。同校応援部は、学校団体が対象となる全国大会「スクール&カレッジナショナルズ」のショーチア部門ノービス編成に出場する。
同部は、2月16日に平塚総合体育館で行われた神奈川大会で基準点を突破し、初出場を勝ち取った。部長の立松咲希さん(2年)は「全国を目ざしてきたので嬉しい」と部員たちの声を代表する。
昨夏から目ざす
創部43年という歴史を持つ応援部だが、これまでは伝統的に、文化祭といった学校内部での発表を重視。大会への出場もまちまちだったという。
現在のチームが大会出場したのは、昨夏のこと。「みんなで出てみたいという話はしていた。引退した先輩たちに後押ししてもらえて出場を決めた」と副部長の菅原梨花さん(2年)はきっかけを話す。
現チームで初めて臨んだ昨年夏の大会は、県内や東京などのチームと競う地区のみの大会だったが、準優勝を飾った。チア長を務める山田めぐさん(2年)は、「出るからには楽しもうという気持ちだった。思ったよりも良い成績で、もっとがんばれば(全国に)行けるかもって」と振り返る。
すべて自分たちで
部員は現在、2年生9人、1年生21人の計30人。立松さんは、「数少ない2年生に1年生がついてきてくれて、自分たちが助けられている」と感謝を口にする。
練習には外部からコーチを招くが、多くて月に3回程度。練習メニューや振りつけ、曲の編集にいたるまで、すべてを部員たちが考えている。
コーチする田坂尚美さんは「基本がしっかりしたチーム。がんばっているし、みんなチア好き」と評価。「目標は入賞の全国3位以内」とチア長の渡邊夏奈さん(2年)は笑顔を見せる。
各地区で基準をクリアした計7チームと競う全国大会で、快挙を目ざす。
|
<PR>
鶴見区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|