神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2016年6月9日 エリアトップへ

ウォーキングポイント事業 18歳以上へ対象拡大 ウェブ申し込みも可能に

スポーツ

公開:2016年6月9日

  • LINE
  • hatena
参加を呼びかける市職員
参加を呼びかける市職員

 歩数に応じてポイントが貯まり、抽選で商品券があたる「よこはまウォーキングポイント事業」。6月から対象年齢がこれまでの40歳以上から18歳以上へ拡大、また6月9日からはウェブ上での申し込みが可能になった。

 市民が楽しみながら取り組むことができる健康づくりとして2014年11月に始まった「よこはまウォーキングポイント事業」。現在17万人弱が参加登録をしている。年齢拡大により対象者数はこれまでの214万人から303万人へと増える。市はこれに伴う環境整備として6月9日からウェブ上での参加申込みを開始。利便性を向上し、更なる参加者増を見込む。

 市民の健康意識の高さに加え、ポイントや抽選といった面白さが受け、事業開始当初から参加者は増えてきた。しかし、15年度に実施したアンケートで参加者の内訳をみると、65歳から79歳が半分以上を占め、また高齢化率の高い区の参加率が高いなど、地域や年代でかなり開きがあるのが実情。「健康寿命日本一」を目指すためにも、幅広い世代へのPRや地域性を踏まえた対策が検討されていた。

 こうした中、国の調査で20歳代から30歳代の運動習慣の低下が指摘されていることや、市内の事業所からの「年齢で区切らず、職場一体で取り組みたい」という声などを勘案し、今回の対象拡大に至った。今後、若年層や子育て世代を取り込み、健康寿命の延伸に向け、早くから自分の体に関心を持ってもらうよう事業の浸透を進めていく考え。

継続参加が課題

 参加者には無料で歩数計が提供(送料は負担)され、それを持って歩き、市内1050カ所にある専用読み取り機へ歩数計をのせるとポイント獲得や自身の歩行データ確認ができる。

 しかし、読み取り機の利用の継続割合(毎月利用)は期間が長くなるほど減少傾向で、6カ月後には5割程度となっている。機械の設置場所に行かない人でも7割以上が歩数計を使用しているというデータもあるが、継続利用は課題の一つだ。市は「継続参加への取り組みは検討している。機械にのせることが全てではなく、歩数計を活用して運動習慣を身に付けてもらうことが重要。その意味で今後もこの事業が良いきっかけになれば」と話した。

鶴見区版のトップニュース最新6

防災冊子を8年ぶり改訂

江ヶ崎町

防災冊子を8年ぶり改訂

ペット防災など新項目も

5月2日

DX対応でサイト新設

地域子育て支援拠点

DX対応でサイト新設

6月開始のアプリと連携も

5月2日

国土強靭化の先導事例に

市場西中町防災対策

国土強靭化の先導事例に

住民主体の取組みを評価

4月25日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月25日

初挑戦で金賞受賞

佃野町「楽匠」

初挑戦で金賞受賞

「からあげグランプリ」で

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

4月27日から都市発展記念館が公開

4月27日~5月31日

鶴見区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook