横浜市男女共同参画貢献表彰が3月26日、市庁者で行われ、区内からは大伴好子さんに功労大賞、藤田美智子さんに推進賞が贈られた。
男女共同参画社会とは男女が社会の対等な構成員として、自らの意志によって様々な分野における活動に参画する機会が確保され、均等に利益を享受することができ、かつ、共に責任を担うべき社会のこと。
この表彰は2011年から行われており、男女共同参画社会の実現に向けて積極的に取り組み、他の模範となる貢献をした個人や団体の活躍を称えることが目的。
今年は市内から功労大賞2人、推進賞に2人と1団体が選ばれた。
ボランティアは楽しく
大伴さんが選ばれた功労大賞は、男女共同参画社会の形成に向けた気運の醸成に顕著な功績のあった人、実践的な活動を積み重ねてきた人に贈られる賞。
大伴さんはつるみ子育て・個育ちフォーラム運営委員会の会長を13年、区更生保護女性会会長を11年、市場下町自治会の会長を12年と、地域の様々な場面でリーダーとして長年活躍。
学校・家庭・地域の連携向上、青少年の健全育成、更生保護及び、人権擁護活動に貢献したことが認められた。
大伴さんは「周りに助けられてここまできた。ボランティアだから楽しむことを大事にしている」と話し、「素晴らしい賞を頂いたので、ますますこれからも頑張らなくては」と意気込んだ。
障害者の作業所増設を
藤田さんは先駆的、実践的な活動により今後の男女共同社会の推進者として活躍が期待できる人に贈られる推進賞を受賞。
鶴見区障害児者団体連合会の会長として活動し、14年。地域の障害分野の女性リーダーとして関係諸団体を統括しながら、障害福祉施設の自主製品の販売促進、新成人を祝うつどいや運動会の開催など、地域の障害児・者福祉の向上に尽力した点が評価された。
藤田さんは「ひたすらに走って、頑張ってきて良かった」と振り返り、今後について「障害児が増えているのに、作業所も職員も足りていない。より障害への理解も深まると良い」と話した。
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