神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2018年9月6日 エリアトップへ

鶴見区 訪日外国人向けにマップ 観光客獲得のきっかけに

社会

公開:2018年9月6日

  • LINE
  • hatena
区が製作した観光マップ
区が製作した観光マップ

 鶴見区(森健二区長)は8月29日、訪日外国人向けに作成した英語と中国語版の鶴見観光マップを公表した。担当者は「まずは鶴見を楽しむきっかけとしてマップを利用してもらい、ファンになってもらえれば」と期待を込める。

 マップは、A4サイズ1枚刷りの両面カラー。英語と中国語の2言語で製作された。鶴見駅前で「鶴見らしさ、日本らしさ」が感じられる観光スポットや飲食店を紹介。大本山總持寺やキリンビール横浜工場、沖縄料理店など、10カ所を掲載している。

 ターゲットとするのは、京浜臨海部の企業などに通うビジネス目的の滞在者や、東京・みなとみらい方面などを目的として鶴見に宿泊する観光客。

 製作にあたっては、約1年前から、鶴見駅前のホテルなどに聞き取り調査を実施。横浜商科大学の商学部長・羽田耕治教授に、掲載内容などのアドバイスをもらいながら完成させた。

 A4表裏のみという情報量について担当者は「メインの目的が鶴見ではないのが現状の中、片手にこのマップを持って、すき間の30分を楽しめるようにと考えた」と語る。

 鶴見の面白さに気づく「一歩目」としてマップを活用してもらい、より深い魅力に興味を持たせることを狙いとする。

大黒整備など追い風に

 訪日外国人に限ったものではないが、市文化観光局の推計で、昨年一年間に鶴見周辺を訪れた観光客は、日帰り約60万人、宿泊約40万人。いずれも前年を7%前後上回る。

 区の駅前ホテルへの聞き取りでは、「訪日客は感覚的に10%前後増えている」という返答を得ており、「千載一遇のチャンス」と担当者は意気込む。

 また、市などが今春、大黒ふ頭に整備したCIQ(税関等)施設も稼働をはじめ、今後月に一度のペースで客船などが寄港を予定。「3千人〜5千人が訪れる計算」とし、鶴見区内への集客を強化したい考えだ。

 現在区は、2014年度に作成した人気ガイド冊子『ことりっぷ横浜鶴見』を英語版に改訂作業中。「今回のマップをきっかけに、さらに詳細な観光につなげていきたい」としている。

鶴見区版のトップニュース最新6

防災冊子を8年ぶり改訂

江ヶ崎町

防災冊子を8年ぶり改訂

ペット防災など新項目も

5月2日

DX対応でサイト新設

地域子育て支援拠点

DX対応でサイト新設

6月開始のアプリと連携も

5月2日

国土強靭化の先導事例に

市場西中町防災対策

国土強靭化の先導事例に

住民主体の取組みを評価

4月25日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月25日

初挑戦で金賞受賞

佃野町「楽匠」

初挑戦で金賞受賞

「からあげグランプリ」で

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

4月27日から都市発展記念館が公開

4月27日~5月31日

鶴見区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook