オール鶴見ロケとなる映画『だからよ〜鶴見』(主演・川田広樹/鶴見区後援)の制作発表会見が、10月4日、鶴見沖縄県人会館で開かれ、来春の沖縄国際映画祭出品に向け、出演者らが意気込みを語った。
作品は、吉本興行が主幹事を務め、毎年開催している「沖縄国際映画祭」のプログラムの一つ、地域発信型映画として制作されるもの。ウチナー祭事務局長で、東寺尾の沖縄ショップ「ぷからす家」の野村拓哉さんが発案し、知人だった演劇ユニット・デッドストックユニオンの渡辺熱さんが制作・脚本を快諾。吉本協力のもと実現した。
プロデューサーを務めた野村さんは「沖縄と南米のミックスが魅力の一つ。その雰囲気を伝えたいと思った」と経緯を説明。脚本・監督の渡辺さんは、制作前に鶴見を飲み歩き学んだことを明かし、「色んな国が融合したチャンプルー文化。人が優しく、面白くて良いまちということを発信できれば」と意気込んだ。
伝統の「角力」軸に
鶴見の魅力の再発見と発信などを目的とした同作。仲通商店街を中心に、全編鶴見で撮影。沖縄以外では珍しく、75年続く伝統の沖縄角力(すもう)大会を軸に、恋と友情を描く人情喜劇となっている。主演はお笑いコンビ・ガレッジセールの川田さん。沖縄の女性デュオ・いーどぅしなどが脇を固め、区民の出演もある。
上京時から鶴見の沖縄料理店に通っているという川田さん。「穏やかで空気感が沖縄」と評し、「楽しんで撮影できた」と話した。
今後は鶴見での上映会なども予定されている。
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