鶴見区代表として横浜市の訓練会に出場した、鶴見消防団第8分団と、東芝エネルギーシステムズ(株)京浜事業所=末広町=の自衛消防隊第1分隊が、小型ポンプ操法の部で史上初となるアベック優勝を飾った。
消防団は、まちの消防組織として、区民らによって構成される。鶴見には8個団ある。
操法大会は、技術の正確性やスピードを競うもの。両者とも、可搬式小型ポンプを使い、想定した模擬の出火場所に対しての放水までのタイムや、行動順序などを競う小型ポンプ操法の部にエントリーしていた。
16日にあった市大会には、9月の区予選を突破した北寺尾や獅子ヶ谷、馬場などを管轄する第8分団が出場。市内20消防団の代表の中で実力を発揮した。市での最優秀は4大会ぶり。同分団は市代表として、来年行われる県大会へ駒を進めた。
瀧川政美副分団長は「県で優勝を目標に、春先から準備を重ねてきた。まだ道半ば、引き締めて来年がんばりたい」と意気込みを語った。
自衛消防隊は、事業所内に置かれる社員による消防組織。市訓練会は19日に行われ、各区から選抜された全44隊が3部門で技術を競った。
区内からは、屋内消火栓操法I(女性編成)にキリンビール(株)横浜工場、屋内消火栓操法II(男女混成)に横浜資源循環局鶴見工場、小型ポンプ操法に東芝エネが出場。キリンと資源循環局は優良賞だった。
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