神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2020年7月16日 エリアトップへ

馬場在住青木さん キワニス公益賞を受賞 「本」通じ、子ども育成50年

社会

公開:2020年7月16日

  • LINE
  • hatena
表彰式に参加した青木さん(左)と同クラブの平田会長
表彰式に参加した青木さん(左)と同クラブの平田会長

 馬場在住の青木淑子さんがこのほど、長年にわたり読書を通じた子どもの育成支援を行ってきたとして、社会奉仕団体の一つ、横浜キワニスクラブ(平田克男会長)=中区尾上町=からキワニス社会公益賞を贈られた。

 賞は、同クラブが社会公益のために献身的に活動してきた人や団体を表彰するもの。今回、夫妻で50年にわたり読書体験を通じた活動を継続してきた功績をたたえ、青木さんが選出された。

巡回システム構築

 青木さんは、小学校教諭だった亡き夫・純さんとともに1970年ごろから、子どもたちの家に本や書棚を置いて、所有する本を貸し出すというシステムを構築。それにより、子どもたちに本を読む楽しみを与え続けてきた。

 その後、共働き家庭などの増加により、各家庭での貸し出しは継続が難しくなったものの、自宅を改装して私設図書館を設置。これまで子どもたちに読書の楽しさを伝えてきた。

花木園で紙芝居も

 16年前からは、乳児期から本に触れる機会として、馬場花木園で紙芝居教室を開始。

 青木さんは10年前に純さんが他界したあとも、紙芝居と絵本の読み聞かせなどを継続。長い休み中には自宅を開放し、蔵書に触れられるようにするなど本を通した子育て支援に取り組んできた。

 「子どもが本を読むには、本のことも本を読む子どものこともよく知り、ぴったりの本を選んであげられる人が必要」と青木さん。「それぞれの子どもにあった本を選ぶことができる人材を育てていきたい」と今後の展望を語った。

▽キワニスクラブ…ロータリークラブやライオンズクラブと並ぶ世界的社会奉仕団体。横浜は1974年に全国8番目のクラブとして設立。

鶴見区版のトップニュース最新6

防災冊子を8年ぶり改訂

江ヶ崎町

防災冊子を8年ぶり改訂

ペット防災など新項目も

5月2日

DX対応でサイト新設

地域子育て支援拠点

DX対応でサイト新設

6月開始のアプリと連携も

5月2日

国土強靭化の先導事例に

市場西中町防災対策

国土強靭化の先導事例に

住民主体の取組みを評価

4月25日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月25日

初挑戦で金賞受賞

佃野町「楽匠」

初挑戦で金賞受賞

「からあげグランプリ」で

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

4月27日から都市発展記念館が公開

4月27日~5月31日

鶴見区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook