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鶴見区版 公開:2021年9月23日 エリアトップへ

地域で子育て応援へ 出産祝う企画 参加しやすさ工夫

コミュニティ社会

公開:2021年9月23日

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今年度のプレゼント
今年度のプレゼント

 出産家庭に地域と公募企業らがプレゼントを贈る「ウェルカムベビープロジェクト」を鶴見区内で展開するNPO法人つるみままっぷが、このほど来年2022年度の取組を発表した。企業がエントリーする協賛費用やプレゼント数を少数から可能とし、参加しやすくするほか、プレゼントの受取場所を区内の子育て拠点に変更するなど、取組の啓発や出産家庭の交流につなげる考えだ。

 プロジェクトは、国が出産家庭や育児に必要な衣類などを贈るフィンランドの制度にならい、2016年に戸塚区でスタートしたもの。「子育てを応援できる社会」を目的とし、プレゼントは選考を通過した協力企業などが提供している。

 鶴見区では、18年に開始された。子育て視点の地図「つるみままっぷ」を製作・配布している市民団体NPO法人つるみままっぷが主体となり、東宝タクシー(株)やナイス(株)、(有)東日機工工事などが協力。タクシー迎車1回無料や、オリジナルスタイなどを提供し、20年度までに671世帯にプレゼントを配ってきた。

鶴見独自に

 鶴見ではこれまで、申し込み家庭に宅配で届けてきたが、来年度からは、区内2カ所の子育て支援拠点と、4カ所ある親と子のつどいの広場での手渡しに変更する。

 変更理由について、ままっぷ代表の今井幸子さんは「手渡しで取りに来てもらうことで、支援の場所に初めて訪れるきっかけになる」と説明。受け取り当日は、無料で遊べるようにするなど、交流する機会も設ける。

 また、企業などのプレゼントパートナーについても、従来のエントリー協賛費3万円とプレゼント200個以上という枠に加え、協賛費1万円、プレゼント数50〜100個という小ロットの枠を鶴見独自で用意。個人店などでも、気軽に参加できるよう工夫する。

プレゼント募集

 プロジェクトを展開する鶴見区と戸塚区では、11月30日まで、2022年度のプレゼントパートナーを募っている。

 募集するのは「まち全体で子育てを応援できる社会」というメッセージが感じられる「ものやサービス」。来年1月の選考会に参加等条件あり。詳細(問)認定NPO法人こまちぷらす ウェルカムベビープロジェクト事務局【メール】welcomebaby@comachiplus.org

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