氷屋ツルミセイヒョウ(株)(飯山尚子代表)=栄町通2の13の2=が毎年制作している氷の彫刻作品。例年クリスマスツリーをデザインしたものだったが、今年は初めて雪だるまの形となり、明日24日の午前10時頃から店頭に展示される。
氷の加工・販売を手掛けている同社。氷の彫刻作品は、地域への感謝と活性化を願い、10年以上前からスタート。高い技術の作品で住民の注目を集めてきた。
今年初めて制作された雪だるまの彫刻は、高さ1m30cmほど。箒が手となり、顔には人参や針金が使われている。彫刻を担当した飯山吉章さんは「いつも同じじゃ面白くないと思って」と形を変えたきっかけを話す。
使ったのはチップアイスと呼ばれるファストフード店のドリンクなどに使われる粒上の氷。かちわり氷を作る際などにできるため、スタッフに声をかけ集めたという。
大きな氷を彫刻していくこれまでと違い、頭、体、足部分などパーツパーツを作って合体させたため、吉章さんは「組み立てた時に全体のバランスをとるのが難しかった」と振り返る。尚子代表は「スタッフみんなで協力して制作した。地域の方に喜んでもらえれば」とする。
展示は25日までを予定。問い合わせは氷屋ツルミセイヒョウ(株)【電話】045・501・3654。
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