海老名・座間・綾瀬版
公開:2011年4月8日
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耐震診断の結果、震度6以上程度の地震で倒壊する恐れがあることが判明し、昨年から移築工事が進められていた海老名市の郷土資料館「温故館」が今月2日から一般公開されている。
温故館は大正7年に海老名村役場として建築された洋風建築の建物。倒壊が危惧されたことから、18年9月から休館状態となった。
当初は「取り壊し案」も上がっていたが、市民の署名運動などもあり、市教育委員会は「移築し保存する」方針を決定。相模国分寺跡西側に位置する民地が移築先に選定され、昨夏から工事が進められていた。
柱などの部材を解体した上で、可能な限り既存の状態を維持する方針で進められた。床部分など腐食の激しい部分は新たな部材が用いているが、構造を含め移築前の姿を復元。館内には建物の旧部材や国分寺出土品のほか、移築工事の様子を写した写真なども展示されている。
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