東日本大震災による診療体制への影響 社会医療法人ジャパンメディカルアライアンス 理事長 鄭 義弘
この度の東日本大震災においてお亡くなりになられた方々に深い哀悼の意を表しますとともに、不自由な生活を強いられている被災者の方々には衷心よりお見舞いを申し上げます。また被災地にご縁のある方々のご心配も如何ばかりかとお察し申し上げます。
現段階で弊法人各施設・医療機器の大きな被害はなく、施設利用の安全性も確認がとれております。しかしエネルギー確保の観点から3月14日から始まりました計画停電の影響により、診療活動には重大な支障が生じており、地域の皆様には大変なご迷惑とご心配をおかけしまして深くお詫び申し上げます。
このような条件下であっても、これまでの年間診療実数で延べ外来患者数38万 7915名、延べ救急患者受入数1万6800名(内、救急車搬送4580件)、手術件数4620件、透析施行件数1万6560件という、地域の基幹医療施設としての役割を果たすべく、優先度の高い患者さんの診療を最優先し、一部では早朝や深夜への時間の振り分けなどを行い可能な限り診療を継続して参りました。
同時に市や医師会のご協力も頂きながら、停電回避に向けた各方面への働きかけも繰り返し行っておりますが、今後も長期にわたり計画停電実行による影響は避けられない状況です。
ただし4月に入り暖房需要の低下から停電が実施されない日も多くなってきたことから、ほぼ通常の診療体制に戻りつつあります。今後電力需要次第で計画停電が実行された際には、停電時間帯の診療内容にある程度の制約が生じる場合がありますが、そのような状況でもできる範囲で最大限診療は実施いたしますので何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。尚、救急診療は停電にかかわらず、原則として応需いたしますので宜しくお願い申しあげます。
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