海老名市教育委員会は1月28日に東柏ケ谷小学校(笠原祐治校長)の給食に出された「ジャージャーめん」にゴムベルトの一部が混入していたと発表した。児童が喫食前に気付いたため健康被害は出ていない。
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市教委によると、同校4年生の児童2人が給食を食べようとした際、長さ約2〜3センチ、幅約1ミリの緑色のゴムベルト片を発見したという。
異物は同校内にある調理場の野菜をカットするフードスライサーのコンベア用ベルトの一部。スライサーを使用する際は野菜が変わるごとに刃やベルト部分を洗浄し、点検を行っていたが、ベルトの破損には気付かなかった。
スライサーは2008年から使用されているもので、メーカーによるとベルトの耐用年数は3年とされ、昨年3月の点検時は異常は認められなかった。現在はフードスライサーのメーカーと厚木保健福祉事務所が破損原因や安全性の確認を進めており、原因が明確になるまではこの機械の使用を中止し、野菜を切る作業は調理員が全て手作業で対応している。
市教委担当によると学校給食における異物の混入は今回が初めて。「今後、このような事故が起こることがないよう徹底した原因究明を行い、再発防止策に努めてまいります」と話している。
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