綾瀬市上土棚南の農業、峯尾晃さん(66)=人物風土記=がこのほど、第49回県施設野菜共進会「立毛の部」で、農林水産大臣賞を受賞した。JAさがみによると綾瀬市からの受賞者は峯尾さんが初。
「立毛の部」とは、キュウリとトマトの栽培技術と生産者の意欲向上を目的に毎年開催されている。峯尾さんは12人が参加した市内予選で代表に選ばれた。
審査は成育、品質、管理、病害虫の5項目について前期(3月3・4・13日)と後期(4月7・8日)に分けて行われた。3月の寒暖差で温度や潅水管理が難しいなか、地面の温度を一定に保つことや、農薬の使用を最低限にした。間隔を空けて風通しを良くするなどの工夫が功を奏して高評価を得た。
峯尾さんは「受賞を聞いたときは信じられなかった。36年の農家人生の中で一番嬉しい出来事。来年はトマトに挑戦したい」と受賞の喜びを語った。
この他に、海老名市の石川秀和さんが県農業共済組合長賞、綾瀬市の高橋重雄さんが県施設野菜組合連合会会長賞を受賞している。
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