海老名市と海老名市医師会(高橋裕一郎会長)が今年5月に運営を始めた新型コロナウイルスの「海老名市版PCR集合検査場」の受入れ可能件数が、10月1日から、従来の2倍にあたる1日82件まで増強された。
集合検査場は今年5月2日から毎週木・土曜日に完全予約制で開設している。医師会の所属医師16人と看護師10人、事務員4人の30人体制で運営し、海老名市社家の海老名運動公園陸上競技場に毎回、ドライブスルー方式の検査場を設営し、感染の疑いのある被検者から検体を採取している。
10月からは2台同時に検査できる「2ピット体制」を構築し、午後1時50分から午後4時10分まで3分間隔の予約体制で運営している。開設当初は30分単位で1日6件に限定していたが運営を続けながら徐々に受け入れ体制を拡充してきた。今回の拡充は、秋・冬に向けた対応として医師会が市に提案した。
海老名市版PCR検査場では8月8日から、厚木保健福祉事務所が濃厚接触者と判断した人の検査の受け入れを開始。同所管内の厚木・海老名・座間・愛川・清川で、現時点で濃厚接触者の検査を受け入れているのは海老名市だけ。
5月の開設から10月3日までに全44回の検査を実施し、保健所からの依頼131件を含む661件のPCR検査を実施してきた。被検者の在住内訳は海老名市481人、厚木市58人、座間市47人、綾瀬市38人のほか近隣市町にも広く及んでいる。
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