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海老名市台湾交流 人気のパイナップル寄贈 市内15カ所の施設に500キロ

社会

公開:2021年4月30日

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右から張処長、内野市長、寄贈先の市立わかば園の山田園長、NOP法人グランメールの佐藤理事長
右から張処長、内野市長、寄贈先の市立わかば園の山田園長、NOP法人グランメールの佐藤理事長

 台湾の駐日代表機関「台北駐日経済文化代表処」横浜分処の張淑玲(ちょうしゅくれい)処長が21日、海老名市の内野優市長を訪問し、500キロ分の台湾産パイナップルを寄贈した。その日のうちに市内15カ所の障害児施設などに配布された。

 内野市長と張氏は、5年ほど前に内野市長が訪れた台湾で知り合った。張氏は台湾の外交官だった。張氏は2年前に横浜分処長に就任し、新型コロナの感染拡大当初には、内野市長が防護服やマスクの調達を張氏に相談。台湾からマスク5千枚が届いたこともある。

 台湾産パイナップルはこれまで97%を中国向けに輸出していたが、今年3月に中国が輸入を停止した。これを機に日本国内で台湾支援の動きが始まった。他の産地に比べて甘みが強く、芯まで食べられる台湾産パイナップルの話題がSNSなどで拡散され、今では品薄という。

 張氏は「日本の皆様の応援に感謝するため県内でパイナップルの寄付を行っている。内野市長がいる海老名市には50箱、500キロを持参した。施設の皆様に思う存分召し上がってもらいたい」とあいさつした。

 内野市長は「先日、張処長から台湾パイナップルを頂いた。あまりのおいしさと甘さに驚いた。国際的には様々な問題もあるが、私たちは同じ人間として見ていくべき。コロナが収束したら台湾を旅したい」と旧交を温めた。

 海老名、座間、綾瀬、大和にまたがる地域には、第二次世界大戦時に「高座海軍工廠」があり、台湾から動員された少年工約8千人が寄宿していた。現在も当時の少年工やその子孫が当地の関係者と交流している。

中華街で催し

 4月29日(祝)から5月6日(木)まで、横浜中華街で台湾パイナップルフェスティバルが開催中。東京タワーでも5月16日(日)まで台湾祭が開催されている。張氏は「感染対策万全で楽しんでほしい」と話していた。

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