意見広告 「福祉における老若男女の壁」 元綾瀬市議 笠間のぼる
福祉における議論の場では、世代や性別において対立をしてしまうような図式をよく見かけます。確かに特徴としては老若男女の違いはあります。だが、しかし、待って欲しい。
福祉とは本来全ての人が暮らしやすい生活を社会が保障をするものではなかろうか。全ての福祉政策は全ての人のためであると我々市民が認識を改める必要があるのではないのでしょうか。
例えば多くの高齢者が抱える問題として、移動の困難さというものがあります。これを解決する支援策は高齢者だけを対象としなければ全ての移動困難者に役立つものになります。医療体制に対する支援も一見高齢者向けの政策に見えて、その実は全ての市民の安全に繋がる。重要なのは今働く世代が高齢者になった時にも綾瀬市に安心して住み続けられるという高齢者政策です。
高齢者に対する優しい政策は高齢者だけでなく働く世代にも充分に安心感を与える政策なのであります。
最近は若者世代だけにスポットが当たるような議論が盛んでありますが、高齢者に対する政策にも光を当てて全ての世代が安心して住みやすい街づくりが理想です。
そのためには福祉の議論における老若男女の壁を取り払うことが重要なポイントですね。対立ではなく協調を進めていきたいです。皆さんはどう思いますか。
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