「身近な場所の放射線量はどうなっているのか?自らの手でしっかりと測定したい」――。そんな思いから市内を拠点に活動する市民団体が先月末、独自に放射線量を測定した。
20人ほどが参加したこの日は、ガイガーカウンターを手に、海老名駅前の中央公園、相模国分寺跡、国分南の学童保育施設の3カ所を巡り、33地点で線量を測定した結果、毎時0・04から0・08マイクロシーベルトを記録。特に地表付近での数値が高い値を示していた。
参加した主婦は「自らと家族の安全を守るためには人任せにしておくわけにはいかない。自分の目で確かめる必要があると思い来た」と話した。
この日の調査には科学技術関連の社会問題に取り組んでいるNPО法人「市民科学研究室」の上田昌文さんが同行。測定結果を受け、上田さんは「今回の測定結果から見ると、原発事故で放出され降下したセシウムは現在、ほとんど残存していないと考えていいだろう。むしろ、食物による内部被爆に対し、もっと注意を払うべき」と話した。
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