全国障害者スポーツ大会 上郷の主婦が銀メダル 卓球競技で奥村志津子さん
岐阜県内で開かれた「全国障害者スポーツ大会」の卓球競技に出場していた上郷の主婦・奥村志津子さん(63)が銀メダルを獲得した。
県内大会を連覇し念願の県代表に初選出され臨んだ今大会。奥村さんが出場した下肢障害部門の同じブロックには4人がエントリーしていた。
フルセットまでもつれこんだ初戦を制すると勢いに乗り、2戦目はストレート勝ち。金メダルを争うことになった長崎県の選手との第3試合もフルセットまでもつれ込んだが惜敗。銀メダルとなった。
「金を目指したい」
17年前に胸椎に腫瘍が見つかり手術を受けたが両足にしびれが残った。先の見えない状態に不安を募らせていた奥村さんを周囲の人々が積極的に外へと誘った。
結婚後、「子育ての息抜きになれば」と始めた卓球を続けたのも友人からの勧めだった。「同じ病気と闘う人とも励ましあうことができた。周囲に恵まれて、ここまで元気になれたと思う」と振り返る。
4年前から高いレベルへの挑戦を始め、初の全国大会で銀メダルを獲得したが満足はしていない。「金メダルを目指したい。負けず嫌いなので」。来年の東京大会を目指す。
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